第194話
「ふざけてんじゃねぇぞっ!!!」
叩いてない方の男が騒ぎ出す
うるさいな
裕が反応してくれなくて困ってんのに
本当は今すぐにでもここから立ち退きたい
今すぐにでもボロが出そうで困ってる
でも、さっきのことを思い出す
こいつらあたしが無視したら
ほかの女の子に危害を加えるんじゃ
女の子は弱い
あたしがただ例外なだけで
普通は手なんか掴まれたら何も出来ない
そう植え付けられてきた記憶はあたしを苦しめる
そんなことを考えてたから
「・・・んの!クソアマ!!」
飛んでくる怒声と拳に気が付かなくて
「きゃぁぁぁ」
誰かの悲鳴
気がついた時にはもう遅い
殴られる
そう思った
「ちょっと、彼女に汚い手で触れないでくれる?」
パシっと音とともに音が耳元で止まる
裕が相手の拳を受け止めたんだ
そう理解するのに時間はかからない
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