第193話
「あ?彼氏持ちかよ
てゆーか、俺らが誘ったんじゃねーよ」
「この女がやっぱ遊びたいって言ってきたんだよ」
「へー、」
冷めた声の裕
全然反論しない裕をジロジロとみて笑う
格下だと思ったのか
口が止まらない
「もしかして〜?
腑抜けくんだから飽きられちゃったんじゃなーい?」
裕をちらっと見るけど
言われた言葉は気にしてないようだった
そりゃそうか
付き合ってないんだからそんな行為はしたことが無い
「ぎゃはははは、
やっぱり俺らの方がいいんだよ彼女ちゃんは〜」
「ほらこっちおいで〜」
ほらほら〜なんて手が伸びてくる
そろそろ鬱陶しい
バチンとわざとらしく音を立てて手を払い落とす
その場にいた全員が動揺してたのがわかった
裕も例外じゃない
少しビクッとしたのがあたしの体にも伝わったから
「触んな」
殺気を込めずに男を睨む
女に手を払われたからか
それとも周りにいた人に見られてたからか
知らないけどふつふつと怒りが湧いたのか
男の眉間にシワがよるのがわかる
まぁ、どうでもいい
「ごめん、裕、いこっか」
裕のほうに首を傾げてニコッと笑ってるけど
「裕?」
動かない裕
おかしい
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます