第191話
「お姉さん」
「そこのおねーさんー、カチューシャの」
やっぱりどこの地域でも
下手なナンパする奴がいるもんだな
あたしの住んでたところは黒狼のシマだったから
変なやつは少なかった・・・はず
元々あたしらが変なやつだから
それ以外はまともに見えてたかもな
そんなことを考えながら視界から消えた裕の帰りを待つ
「無視は良くないって
俺らと遊ぼ〜」
「え、あたしにいってる?」
肩を触られたことで
ずっと話しかけれていたことに気がついた
2人組の男
金髪の髪に着崩した学ラン
どっからどー見てもThe不良って感じ
肩を触られるまで気が付かなかったってことは
そのレベル
なんだけど
「あー、遠慮します」
「はぁ?意味わかんねぇ」
「美人だからって調子にのんなよ」
なんか意味わかんない罵声が飛び交う
最終的に胸ぐらまで掴まれるしまつ
まあ相手にせずに冷めた目で見てると
大きな舌打ちをして踵を返す
こういう奴らは無視するのが1番って誰かが言ってた
この姿じゃなかったら拳で黙らせてたな
なんて苦笑いをしながら襟を治す
そんな笑いも次の一言で引きつった
「あ、次はか弱そうな子に相手してもらお」
「ギャーギャー泣くのもたまんねぇな」
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