第184話

違う





何回もその言葉を頭の中で繰り返し

意味を理解しようとする


それでも解決できないからあたしの考えを口にした







「違うって





住む世界がってことで・・・あってるよね」









お前は関係ない







そう言われてるみたいだった




裕はいくら待っても口を開いてくれなくて

ただの優しさなのかもしれない

もう傷つかなくて済むように





これ以上踏み込んじゃダメだっていってるんだね






でもそれがもっと痛いんだよ












「波流ちゃん」










裕がごめんねってあたしの名前を呼ぶ






あたしが口を閉じたから落ち込んでるとでも思った?

何も出来ない奴だって、







「誤解しないで















あたしがここにいるのは羅刹に狙われないため





あたしが弱点になるから・・・

今はそれだけの関係でもいい

けど、永久たちが傷つくならあたしも黙ってないよ」












それに、と口にしてまた口を閉じる










゛あたしももうそっちの世界に染まってる゛

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