ｻﾞﾜｻﾞﾜ

ﾋｿﾋｿ

クラスメイトが、あたしと叶斗を交互に見て何か話してる

でも、あたしも叶斗もまだ動かない

正直あたしは動くタイミングを失ったから…

そんなあたし達を見かねて

「じゃあ、天海さんは叶斗の隣の席ね？」

佐山先生が2人の沈黙を破るようにいった

叶斗の隣なのは佐山先生なりの優しさなのかもしれない

でも、先生

叶斗は窓際の1番後ろの席

その隣は…

空いてないんだけど

黄緑の髪の子が座ってるんだけど

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい