第85話

それから、三本指を出す。

 三人倒した――


そして四…と指を出す。


少なくともあと四人居る。


僕は頷いた。

残りは出掛けているか、隠れていて見えないだけか……


「みさと!」 合図

僕らは飛び出す。

さっきと同じ手法で確実に仕留めていく。


「くらえ!!」

男が足元の缶を蹴った。

それは僕らのほうへ飛んでくることはなく、その場で爆発して――…

男の足が無くなった。男は床でのたうち回った。

傷口からは血がとめどなく流れ出ている。


二段スイッチ…。落ちたときにスイッチが入る。

もう一度衝撃を加えると爆発する仕組み。


それで向こうに呆然と隙ができた。


先輩が一気に部屋の中へ突っ込んでいった。

床に転がる缶を掬い取り、相手へ投げる。

逃げた相手を撃つとまぐれで首に当たり血が盛大に噴いた。

爆弾は壁に当たり爆発した。


僕は先輩が入る予定だった部屋に入った。


ざっと全身を調べると、身体のあちこちに弾丸の掠り傷があった。

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