第77話

パソコンを持っていかれたので、部屋の掃除でもしようかと、室内を見回す。


作りかけのトラップの部品が床に散らばっていた。


これじゃあヘタに手を付けれないなぁ…

苦笑いが洩れた。


散らばった部品の横に説明書と思しきファイルが広がっていた。

それを、先輩の真似をしてあぐらを掻いて床に座り読んでみる。

手書きで『起爆装置』とそのページはあった。

図形と矢印と細かい文字も全部手書き。…マサさんの字だ。たぶん、オリジナルだろう。


そのページに指を挟んで、初めてマサさんに会った日のトラップは何だったのだろう?と探す。

たぶんあれは電気系。


電気系のページはあった。けれど、どのトラップかはまったく見当が付かなくて…

僕は肩を竦めて諦めた。

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