第66話

それから約一月。

巷はクリスマスが近づいていた。

クリスマスの選挙に向けて、亀島の父親始め、政治家は毎日のように街中を演説して回っていた。


ふと、亀島の一言を思い出した。

「そういやー二年くらい前、お前、やりたいことがあるって言ってたよな?」

何の疑いもなく、私はいつもと同じように亀島が入れてくれたコーヒーを飲みながら聞く。

亀島はゆっくりこっちを見て

「…これから、目的果たしに行きますよ」

言った。

「え!?」

立ち上がろうとした足が体が沈んだ。

 え――――?


ぷつりと意識が途切れた。



目を醒ますと亀島はいなくて、私のディスクの上に、丁寧にも地図が置いてあった…。


ここにいるって?

ここにこいって?

何するつもりだ?


私は地図をわし掴んで外に飛びだした。

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