第66話
それから約一月。
巷はクリスマスが近づいていた。
クリスマスの選挙に向けて、亀島の父親始め、政治家は毎日のように街中を演説して回っていた。
ふと、亀島の一言を思い出した。
「そういやー二年くらい前、お前、やりたいことがあるって言ってたよな?」
何の疑いもなく、私はいつもと同じように亀島が入れてくれたコーヒーを飲みながら聞く。
亀島はゆっくりこっちを見て
「…これから、目的果たしに行きますよ」
言った。
「え!?」
立ち上がろうとした足が体が沈んだ。
え――――?
ぷつりと意識が途切れた。
目を醒ますと亀島はいなくて、私のディスクの上に、丁寧にも地図が置いてあった…。
ここにいるって?
ここにこいって?
何するつもりだ?
私は地図をわし掴んで外に飛びだした。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。