第65話
数日前、亀島は携帯で誰かと話していると思ったら、「ちょっと外出してきます~」出掛けていった。
話す口調も出掛ける後ろ姿も心なしか浮き足立ってるように見えた。
帰ってきた亀島を見て私は笑った。
「ダセー!」
「特注なんですよ」
「趣味悪いなぁ?坊っちゃんのくせに」
「僕は気に入ってますけど」
「前のもピン底でダサかったけど、増したぞ。逆効果だって!――……あ…悪い」
「いえ、冥利に尽きます」
亀島は笑んだ。
――私を笑わすため?
そういや、久々に毒舌使ったな…
「らしくなかったか?」
「そーですねぇかなり」
はは、一刀両断だ…
「目立つぞ。お前みたいな特徴的な殺し屋」
背筋を伸ばし紅茶を飲んでいる亀島の頭に銃を乗せた。
「いいんです。別に…。重いです」
「落としたら撃つ」
「え~?」
言いつつバランスを取る。そして柔軟。
私は銃を取って亀島に続くように柔軟をした。
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