第40話

ただ問題は距離感。


眼鏡をしているときとしていないときでは感覚が違う。

体のバランスの取り方も。


眼鏡をしていない訓練もしていたが、実戦はいつ眼鏡が壊れたりするかわからない。


途中から眼鏡が外れると距離感をつかむのにかなり時間がかかる。


「…みさとはライフルで援護だな」


マサさんは何よりもライフル射撃を熱心に僕に指導してきた。


僕もマサさんから教えられることを全て吸収するように努力した。


練習用ライフルは改造してあり、的に当たる弾は色弾だった。


マサさん曰く「コスト削減。実弾は金がかかる」だそうだ。


「間違って撃つなよ?」

先輩が笑いながら脅すので、僕はさらに練習に熱を入れた。


先輩やマサさんに当てるなんて

 洒落にならない

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