懐かしさに怯えながら(つかさside)
第26話
「いってぇ!」
マサの叫びが聞こえて、してやったり!とにやりとした。
トラップに引っ掛かった
すぐマサは怒鳴り込んできた。
「俺を実験台にすんなと言ってるだろうが!!」
「毎回やってんだからわかるだろ。引っ掛かるほうが悪い」
「威力弱めとけ!」
私はマサの声のする側の耳を塞いだ。
「弱めてるよ。普段なら感電死するよ?」
「もう教えねぇぞ!」
「別にいいよ。マサの資料で独学するから」
「――っくそ!」
「それより客は?」
マサはドアのほうを見た。
「おぅ外だ。ちょい待ち。これに火点けたら…」
息も切れ切れに言いながら煙草に火を点ける。
「特徴は?」
「噂通りだ」
「深緑の髪に眼鏡ねぇ……」
私は首を傾げた。
「とりあえず連れてきて」
マサはスパスパと忙しげに煙草を噴かしたあとドアまで歩いていく。
マサがドアを開けたとき何かがぶつかる鈍い音が聞こえた。
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