第24話
その顔つきはよく知ってるものと違った。
先輩だけれど
先輩じゃない。
僕は肩を竦めてわざと大きくため息を吐いて冷笑した。
「久しぶりですうぅ~」
手を挙げてるのが面倒になり、下げて腰に手を当てた。
「友人を助けたいと思うことはいけないことでしょうか~…?」
それよりいつぶりくらいだろう……
銃を頭にあてられるのは――
なぜか冷静、というより冷たいくらいの感情で過去を思った。
「殺すなら、このまま頭でいいです~」
わざと、この口調で答えた。
「帰れ」
「イヤです」
「戻るなら今のうちだっつってんだ」
「戻る場所なんてありません」
僕たちの睨み合いと沈黙。
先に先輩が動いた。
ポケットから携帯を出した。
「どこに掛けるんですか?バレますよ」
「細工してるからバレねぇよ」
言いながら番号をプッシュして耳にあてた。
次に出てきた言葉は――
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。