第122話

「大丈夫だよ。子どもたちがいる限り、誰も手出ししてこない…と思う。ホラ、建物傷無いじゃん?宿なんかもっと傷だらけだったよ」

タムタは内部を見渡して言う。


レッドも改めて内部を見渡す。

「…そうね。よく見てるわね、タムタ」

「サリーに、要塞みたいなんて語られちゃあね」

タムタは苦笑いした。

「それもそうね」

レッドも肩を竦めて笑う。

「あのぅ…」

そこへマリアがそろっと顔を覗かせた。小鳥のような可愛い声。

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