第103話

にっこり笑うレッドに嬉しくなる。

「覚えててくれたんだ…?」

「そうよぅ」

「ありがとう!!」

手を握られてレッドは驚く。


え?

……ああ、そうなんだ…


いつの間にか、距離は近付いていた。サリッシュに寄せていた心の距離より、ずっとずっと近く。


もう一度、抱き締めてほしい…


心から想ったから、

「絶対、三人で帰ろうね」タムタの手を握り返して微笑んだ。

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