第102話
すんと鼻で笑い、流す。
「つれないわねぇ」
「トリード出発時のラバみたいだ」
「タムタ!」
レッドは思わずタムタの背中を叩いていた。
ずっと肩を落として無言だったタムタが「うえ!?」奇声を発して顔を上げた。
レッドは笑い出す。続きの言葉を用意する、充分な思考の時間になった。
「三人で生きて帰るんでしょ?トリードに」
「お、おお。うん、そうだよ?え?」
「トリードの名前が出たから、思い出したの」
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