第97話

朝、レッドが先に現れた。

「おはよう早いのね。…誰か殺した?」

眉を寄せるレッドに、「昨夜の獣たちの匂いだろう」答える。

「うん、そうね」

納得したレッドを見て、嗅ぎ分けることは出来ないか…と脳にインプットする。


「ごめんなさい。朝っぱらから物騒なことを」

さらりと言って椅子に座る。

「別に。…装備、変わったな」

「ええ。そりゃ記憶も戻ったことだし」

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