第96話

なんとか宿に戻り、部屋のドアを開ける。

微かな気配を感じた。殺気。


…さすが暗殺者

よく抑えていると思うが…


勝負は一瞬。暗殺者の首が跳んで、ベッドに転がった。


胴体が倒れた所は、サリッシュが気配をわざと残して移動し、作った空間だった。

どこからか情報を得た暗殺者は、サリッシュの残像を襲ったことになる。


いない…ゴッド以上はな…


サリッシュは部屋を後にし、階下の小さな喫茶室の椅子に座り、目を閉じた。

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