第61話

風が弱まってきたところで、レッドは立ち上がる。

牧場の方から山賊がぞろぞろ歩いてきていた。

「カサブランカ、また奇襲、を……」

違う、ふとレッドは口角を上げた。

「どうやら、独断で来たようね…」


雑魚は余裕だけれど……

いくらなんでも、数、ちょっと多いんじゃないかしら?


「いるだろ」

思案していると、足下に短剣が二本投げられる。


タムタはまた訳が分からなかった。

サリッシュは助けてくれないと判断したレッドは、剣を拾うと歩いていった。

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