第48話
通りかかった人が町医者のところまで運んでくれた。
診察の前には、痛みも引き歩けるようになっていた。
「腱を切ったのだから、普通に生活できても、バレエは無理だよ」
哀しくてぐすぐす泣きながら、とぼとぼ帰り道を歩いた。
ふと、鼻を啜る合間に、足音が聞こえた。
街を行き交う人とは違う、確実に自分をツケテきてる足音。
試しに歩く。
足音がついてくる。
止まると足音も止まった。
足音は二つ。アリアは駆け出す。
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