第34話
レッドが苦笑を洩らす。
「確かにそうかも」
「だろ?うぅ~さぶ」
タムタはマフラーに顎を沈め、手袋をしているのにも関わらずポケットに手を突っ込み、身を縮ませた。
そんなタムタは、レッドやサリッシュより分厚いコートを着ていた。
白い息を吐いて三人は歩を進める。
「寒くないの?」
「いや。…寧ろ懐かしいほどだ」
「……そーですか…」
感慨に浸ってるらしい友人に、マフラーの中で小さく返事を返した。
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