第33話
呆然とサリッシュを見やれば、サリッシュは紙を出した。
「観光用簡略マップ」
「……持ってたのか?」
「カウンターの隅にあった」
「っ…!め、目敏いなぁお前」
答えずサリッシュが先頭を歩き出す。
歩いているうちに思い出したのか、レッドも度々足の止まるサリッシュに並ぶ。
「こっち。この道」
「マップ略しすぎじゃない?」
タムタがこれは子どもの落書きだなどと文句を垂れた。
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