第31話
タムタがランプの灯りを付ける。
「やっぱりこの街みたいだね」
レッドが窓辺に行き、下を見る。
「ショーウィンドウ……ドレス…………自分には、縁が無い物……」
「ムーンちゃん?」
タムタは並んで窓の外を見た。
所々街灯が薄暗く道を照らしていた。
「ムーンちゃん、家に行くんだろ?独りは無理だよ。あぁでもどうしよう!今から観光なんて…やってる店なんて酒場くらいだ」
「充分な理由だろう」
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