第30話

レッド以外の二人が名前を書き込む。

「そ、そうだったわね」

「旅先の宿は、満室だったかい?」

「それなりじゃないかしら」

「雰囲気変わったね」

見抜かれた?と三人はヒヤッとした。


「旅が成長させてくれたんだな」

男は自分の子の成長のように、喜んでくれた。

「二階だよ。街を案内してやるといい」

「そうするわ」

鍵を受け取り、二階へ上がる。


とりあえずタムタの部屋に入ると、レッドは作り笑いを解いて息を吐き出した。

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