第13話

サリッシュはエンジンまできっちり切った。

「え…どしたの?」

「獣」

短く答え、友人の膝元の剣を掴む。わざとゆっくりな動作で。


視線をレッドへ向ける。

「武器を持て」

それだけ言うと、車を降りた。


浅い浅い林に無数の気配を、サリッシュは感じ取っていた。

「出てこい」

――ガギッ!!投てきされてきた武器を弾く。

「すごいねぇ。前方ではなく、横の攻撃だというのに」

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