第3話

それにまたレッドは首を振る。否定。

いったん手を止めて、サリッシュはレッドに向いた。

「小さくオルゴールの音色がして」

「オルゴール?……手回しの、このくらいの?」

サリッシュが指で作った四角形は、レッドの手のひらより小さいものだった。


「ううん。あれと同じタイプ」

レッドが指差したのは、暖炉の上に置いてあるゼンマイ式の回転木馬をモチーフにしたオルゴールだった。

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