第103話

颯爽と歩くレッドは悩みを感じさせない。

「なんて。ちょっと強がってみただけ」

レッドは肩を竦めてクスッと笑った。

「こんな風な人間だったのかなーって」


だって――とサリッシュを見上げる。

「ブラッドレイン。なんて呼ばれてた…らしいのよ?」

ブラッドレインという単語にサリッシュの肩が僅かに反応した。

「知ってる?」

「奴等の話聞いたから」

サリッシュは頷いた。

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