第104話

「どう思う?」

「どうって、訊かれても…」

「これが本名って無いわよね。血の雨よ?あ――!」

思い付いてレッドは口を覆った。


「どうした?」

「ううん。なんでもない」


あの夢の口の動き……

『ブラッドレイン』って言ったんだわ

あの人を探して訊けば…!


「助けてくれてありがとう」

「仕事…だから」

おーいとタムタが手を振っている。早く来いと全身を使って手招きしていた。

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