第75話

「騎士団もケチね。ま、いいわ。よろしくサリー」

自分を棚上げしてレッドは買い物に出る。

彼女の、人が多い側をサリッシュは歩いた。


「ね。その剣」

「これ?」

サリッシュは軽く剣に触れた。

「うん。タムタのお店でも見たことないわね」

「ああ…ちょっと特製なんだ」

笑っている目が泳いだ。


タブーだった?


「鉄?」

「鉄と青銅だよ」

「綺麗な剣よね。前から思ってたの」

それだけとレッドはニコッと笑ってみせた。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る