第13話

私が人に暴力を?

…初めての感覚じゃないような……

私…以前は何をしていたの?


頭が痛くなり、レッドは眉を寄せてこめかみを押さえた。


思い出そうとすると酷く頭が痛んだ。


…でも、今の私は『私』じゃないのよ…

本当の『私』……


「また頭痛かい?」

痛みに耐えて立っていると、マスターがこっそり聞いてきた。

レッドは「すみません」小さな声で弱く謝った。

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