第14話

マスターはいやいやと優しく笑う。

「持病は仕方無いよ。奥で休んできなさい」

言葉に甘えて休憩室へ入ると、レッドは椅子に座り込んだ。


身を縮め、目を固く瞑り、頭痛が去るのを待つ。


きっと、以前の私は、こんな風になりたかったんだわ


少し前向きに考えてみて、ちょっと笑った。

「男勝りだったのかしら?」

小さく呟いて目を開く。

制服を見て、こんな服装も初めてなのかもしれないのねと思った。

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