第10話

あれから、約半年が経った。


あのあと、レッドは所在を色々聞かれたが、何一つ思い出すことが出来なかった。

「え、じゃあ名前はなんで覚えてるの?」

「…あれです」

レッドは月を指した。

サリッシュの呼んできた、今働いてる喫茶店のマスターと船乗りのヤックが月を振り返った。

「あーなるほど!」

やるなぁとヤックがやけに感心していた。

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