第37話

いつもおおらかに笑っていて、モンスターにも勇敢に立ち向かい、体の大きなパパが実はこんなに泣き虫なんて…

私しか知らない。


でも、パパの気持ちはわかる。

ママが死んでしまったときもとても落ち込んでいた。

「パパ…まだ、私……絶対帰ってくる…」

涙顔で大きな手を出して小指を立てる。

「約束してくれ」

「約束ね」


…どっちが子どもなんだろ


指切りしながら、心の中で苦笑いしてしまった。

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