第36話
その日1日、パパは浮かない顔をしていた。
夕ご飯のとき、深刻な顔で、
「サナトレ…私はお前を行かせたくない」
突然言い出した。
私、一瞬ぽかん。
「予言のこと?」
「噂では行かなければ命に関わると…だが、行っても同じなら、私は1日でも長くいたい。大切な一人娘までいなくなると、パパは…パパは…」
しくしくと泣き出しちゃった。
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