Episode31
第103話
引越しを終えた哉芽の部屋を茉白は訪れていた。照明は柔らかで、茉白が座りやすいようにハイチェアも置いてあった。
「素敵な部屋ね。哉芽君が側に来てくれて嬉しい。私の為にありがとう。」
哉芽は優芽をハイチェアに座らせてキスをした。
「週末はこっちで一緒に過ごそうよ。茉白が辛くないようにするから。僕にできる事は何でもしてあげたい。ちゃんと我慢しないで言ってね。僕もそうするから。」
茉白は哉芽を胸に抱いた。
「ありがとう。このままで充分よ。側にいて愛してくれるだけで。哉芽、愛してる。」
哉芽は茉白の指に細いリングをつけた。
「僕がずっと茉白を愛してる印。僕にもつけて。これで二人はいつも一緒だよ。」
茉白は哉芽からリングを受け取り哉芽の指にはめた。
「ありがとう。幸せよ。これからもずっと宜しくお願いします。」
哉芽と茉白は優しく抱き合っていた。
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