第102話
燈馬は哉芽の部屋を訪れた。
「引越しは終わった?僕のお城へようこそ。君は茉白の王子様だね。」
哉芽は燈馬の目を見て何かを悟った。
「上手く行きましたか?奴は何て言っていましたか?」
燈馬はニヤリとして哉芽の肩を叩いた。
「さすが弁護士先生だね。短期間でよくあんなに証拠を集められるなんて。君を敵にしたくないよ。千晶先生は解雇した。もう優芽さんは大丈夫だよ。」
「優芽の為にちょっと張り切りました。千晶は叩けばホコリが出ると思っていたので。早速刑事告訴する様に手配しますね。専門の弁護士が後輩にいるので。」
燈馬と哉芽は笑いあった。
「燈馬先生。優芽の事宜しくお願いします。優芽はまだ気付いてないと思いますが、燈馬先生をとても慕っているみたいですから。」
燈馬はビックリした。優芽は紫耀を愛している。哉芽は知らないからそう見えるのだろうと思った。
「アハハ。僕はおじさんだよ。優芽さんはもっと若くて将来有望な男が良いよ。」
哉芽は笑顔で応えた。
「そのセリフ、茉白が燈馬先生に言ったのと同じじゃないですか?優芽はそんな事は気にしてませんよ。僕の妹なので。」
燈馬は何も言えなかった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます