第71話

穏やかな時間が流れていた。朱音を中心に皆の笑顔が溢れていた。


優芽はこの時間を作ってくれた琥珀に沢山の写真を添えてメッセージを送った。


「優芽さんどうしたの?大丈夫?」


燈馬がそっと抱きしめた。


「琥珀さんへメッセージを送ったの。こんな素敵な時間を作ってくれたお礼を言いたくて。」


「今度は必ず琥珀さんんも呼ぼうね。彼も僕達の家族だから。


次は僕達の結婚式に集まろう。皆の笑顔で溢れる式にしようね。」


「はい。感謝の気持ちを込めた式にしたいです

燈馬さん。ありがとう。本当に幸せです。」


「こちらこそありがとう。僕に幸せをくれて。

これからも、ずっと一緒に幸せでいよう。」


2人は笑顔で抱き合った。


そんな2人を茉白達は嬉しそうに眺めていた。

嬉し泣きする茉白の涙を哉芽がそっと拭った


葵は朱音を抱いている創太を見つめて微笑んだ


「やっぱり朱音はパパが1番ね。」


「男はハートだからね。諦めないで愛を注げば応えてくれるんだ。葵もそうでしょ。」


「そうね。何度も諦めないで私を愛してくれてありがとう。幸せよ。ね朱音。」


朱音は笑顔で創太と葵の頬にキスをしていた。

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