第60話
流石にたくさんの人がいて少しバレないかとドキドキしていたけど、
「意外と気づかれないもんなんだね」
「さっきみたいにflatとかでいない限りはあんまりバレねーよ」
「芸能人オーラ?」
「おい!」
私の言葉に突っ込む玲央。
2人して笑い出す。
「やっと笑ったな菜穂」
「えっ?」
「今日ずっと難しい顔してたから」
「そんな顔してた!?やだ!」
自分の頬に手を当てる。
「玲央くん、ちょっといいかな?」
田淵さんに呼ばれて玲央は「悪い」って言いながら去っていく。
「亜夢達は…」
キョロキョロ探していると。
「ねぇ」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます