第52話
「……この前、紅狼について調べたんだけど…ここ最近アイツは蒼龍関連を襲わなくなってる。無差別じゃなくなってきたことがわかった」
…だろうな。
ついこの間、“2度目の姫”になったんだから
「…そうか」
それは多分、アイツなりのけじめだろう
前に過去の話して、すげえ後悔してたから。
てか調べてたのか
「翔、変わらず陽の女のことは新藤達に隠してくれ。
まだ杵崎の正体がバレる訳にはいかねえ
「前から思ってたけど…なんで隠すんだ?陽も意識取り戻したし。そのうち分かるだろ」
そんなのわかってる
何も言わない俺に翔が鋭く投げてきた
「…おまえ“あの日”から変だぞ」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます