第42話

…だけど、こんな派手な倉庫を見るだけで面子達がはしゃいで飾り付けしたのが見てわかる


余程嬉しかったんだな。


席に案内され、俺たちが上座に座ると進藤達も席に着きはじめた。


テーブルの上には豪華な食事とたくさんの酒たち


「谷口さん、乾杯の挨拶してくれますか?」


「…俺が?」


おまえらが設けた場だからコイツらが言うべきだろう


「谷口さんがいいんです。お願いします」


ああ…そういうことか


新藤のまっすぐな視線にコイツらの言いたいことがわかった

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