第40話

「「お疲れ様です!!」」


倉庫に踏み入れると今の蒼龍が列をなし並んでた。


後ろで手を組み頭を下げる後輩たちの間を通っていく。



「うわすげー懐かし」


「全然変わってないね」


「……おまえら、久しぶりに来たのか?」


後ろで倉庫を見渡し懐かしむ雪と瑞樹に陽のそんな声が飛ぶ。


「ああ、引退してから来てないからな」


「僕もそうだね」


「そうか、…慎弥は?」


今度は俺に飛んできた。  

 

「……俺はこの前来たな、アイツら全然学校来ねえから」


「ああ、なるほど。」

 

納得したのか前を歩く進藤達を見て笑う。




…―――陽が目を覚ましてから退院するまで俺たちは色々な話をしていた


だから俺が今母校で教育実習をしているのも知っている

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