第73話

でも、そんな幸せも続くことは無く…




二年前に―――……














…―――陽は“アイツ”に襲われた



腹をやられて出血がひどく、危険な状態だった。



けど、奇跡的に助かった。



助かったのはいいものの、陽は一向に目を覚まさなかった。










…――あれから二年経った今も目を覚まさすことはなく静かに眠っている

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