第二章

マジか

翌日

｢…――はづきぃ！起きなさーーいっ！！｣

1階からお母さんの声が耳に届いた。

……ん、

うっすら目を開け布団から手を出しスマホで時間を確認する。

5時58分…まだ全然時間じゃん、もう少し寝よ…

寝返りを打ち暖かい布団の中で意識を遠の―――――

ばんっ！

｢葉月！起きなさいと言ってるでしょ！さっさと起きなさい！｣

――――、かなかった。

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