第50話

しばらく私の笑い声が倉庫中に響いた。


あまりにも笑いすぎる私に痺れを切らしたのか大我が鬼の様な形相で私に詰め寄ってきた。


幹部以外のメンバーの顔が更に真っ青になったが関係なくさらに笑う。


『…プッ、アハハハ!!』


「っっ、おい…人の顔見て笑ってんじゃねえぞ!」


『だって…プッ、クハッ』


ごめん、無理だわ。


ひたすら笑い続ける私に大我の表情がみるみるうちに変わる。



もう鬼、赤鬼だ。

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