第49話

私の言葉にこの場にいるみんなが固まった。


コト、


メンバーの一人がグラスを置く。


それを見たみんなも次々に置いていった。



『…ん?みんなどうしたの?』


そんな姿に私はさらに笑みを深める。


すると竜以外のみんなの顔がサーッと真っ青になった。


あまりの変わりよう。


冗談のつもりだったのにこんな反応だと面白くて笑っちゃう。



「……はづき」


『ん?』


「……いや、何でもねえ」


顔をそらされた。


竜に対しはてなが浮かんだけど気にせず、みんなを見た後再び、大我に視線を向けた。



あ…大我ポカンとしてる。



『っ、…くくく』


大我の顔を見たら笑いが込み上げてきた。


やばいめっちゃ面白いかも。


『っ、アハハハッ!あーお腹痛い…たいがその顔ヤバいよ?アハハハッ』


あまりにも面白くてお腹抱えて笑い転げた。

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