第37話

下に降りると圭に腕を引っ張られソファに無理矢理座らされた。


………。



「……どうした」


目の前の光景にボーっとしていると背後にいた竜が顔を覗き込んできた。



『……あっ、いやすごいなと思って、』


まさかこんな豪華なんて思いもしなかった。


テーブルの上にはたくさんの料理があり、目の前にある料理は全て私の好きなもの。


そして料理の置いてあるテーブルの隣には、もうひとつテーブルがありケーキやお菓子がたくさん置いてある。



もうみんな……



『ありがとう、すっごい嬉しい!』


こんなにしてくれるなんてみんな最高だよ。大好きだ。

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