第14話

あまりの広さに案内図を見ても途中分からなくなり、案内人みたいにところどころにいる先生やら二三年生の人であろう人に教室の場所を聞きながら進んでいく。




………。



………。




…………なんかすっごい視線を感じるんだけど。


教室に向かう途中、廊下で談笑してる人達が会話を止め、私を見てくる。


一年の階は4階。今日は2,3年はいないから上に上がれば上がるほどその視線は多くなる。


でも他人ひとの視線には慣れてるから無視無視。


4階に着き、長い廊下を歩き続けると視線の先に6組の教室を見つけた。


教室に入ると今度は黒板に座席表が貼ってあった。自分の名前を見つけ席に向かった。

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