第9話

竜とは私の知り合い。


本当に助かったよ超感謝する。



うまく隠れやすい手前にあった暗い茶髪のロングストレートに決めた。


その姿をみたお母さんは残りのウィッグを丁寧に紙袋に戻し、洗濯の終わった音を聞いて洗濯を干しに行った。


私も時間を確認して朝ごはんを食べた。




朝ごはんを食べ終え、ウィッグをつけるためまた洗面所に向かう。


てかウィッグってどう被るの?


慣れないウィッグに手こずっていると、なにかを取りに来たらしいお母さんが手伝ってくれた。


なんとか被り終えて鏡の前で直していく。

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