第19話

「莉多もだよね!莉多もね、紬の事を心配してたんだよ」


「そうなんだ、心配とかしてくれなくて大丈夫だよ」


紬は莉多に笑いながら、手を横に振る。


「でも相手はほら、柊千秋だし

何かあったら言ってな」


「うん、ありがと」


結局3人で学校まで行くことになる。


「ねね、今度さここ行きたい!」


まつりは紬と莉多にテーマパークの画面を見せる。


「私はいいから、2人でデートしてきなよ」


「だから、柊くんも誘ってさ4人で行こうよ」


「多分、こういうところ柊くん嫌いだと思うから」


「聞くだけ聞いてみてよ!ねっ」


まつりの強引さに若干ひきながらも、「聞いてみるね」と答えてしまった。


そして放課後、その話を柊くんにする。


「本当に山本さんの友達脳内花畑状態だな」

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