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「だって、まだ大学卒業してないのに…休学したままなの?」
思わず身を乗り出して聞いてしまっていた事に、恥ずかしくなったのと、今でも干渉していると思われるのが嫌で乗り出した身を急ぎ戻した。
「何だ、やはり気になるのか?」
「聞いた事には答えてよ」
鼻で笑われはしたけれど、その後きちんと説明はしてくれたんだ。
謙信がスクールに通い始めたのは、薄々勘づいていたあの頃…
俺が居なくなった後は、更にダンスにのめり込んだと聞いている。
その頃、アーティストのバックダンサーで何度かステージにたったと言う情報も得ていた俺に、ストーカー被害に合ったと言う事も聞かされていた。
それが原因で高校生活の殆どは家から出る事はなく過ごしていたとも…
家にいながら高校卒業認試験にも一発合格、大学受験一発合格。
本当アイツは何をやらせても出来る子だったから…
俺みたいに何でも中途半端に終わらせるやつじゃなかった…
「姫の婿が家を継ぐそうだ…」
「えっ?」
まさか、海人が?それで謙信がバイト?って…
「婿には学生でありながら役職を与えてやってるらしい…謙信にしたらそれは面白くないだろ?」
嫌、謙信はそんな事で…
彼らがゴタゴタすることはない…
アイツラなら…
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