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数日前から家の前にメディア関係の人が張り込んでいるのがわかる。
外からでは部屋の中まで見えないが、中からではバッチリと見えるのだ。
特殊フィルムを貼ってあるらしい…
芸能人というのをこんな所で思い知らされる。
俺が、この家に来てから、今だ外へ出てはいない。
全ての部屋や廊下は、空調が程良く調整されていて、半袖Yシャツ一枚で過ごせる程だ。
「あの人達は?」
泣きつかれて眠っている二人を起こさない様声を潜め、めくったカーテンの先を知っているのか知らぬふりなのか…
「あぁ、時期に消える」
この人の言う消えるという言葉は、あれ以来俺には冗談ではとれない。
「二人はちゃんと帰して上げてくださるんですよね?」
「…いい機会だろ、二人から出向いてきたんだ、わたし的にはこのままここでの生活をと、思っているんだが…この子達が望むなら…お前を帰してやってもいい…」
やはり、この人は俺じゃない、空と海の二人と居たいんだ。
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